こんにちは!「セーブポイントは、海の向こう。」運営人のふるふるです。
現在、アメリカ駐在帯同生活中。夫婦二人暮らしです。
先日、ミシガン州北西のスリーピングベア・デューンズ国立公園に行ってきました!!

スリーピングベア・デューンズ砂丘
人気の観光地トラバースシティや漁村リーランドなどと合わせて、先日のミシガン親指旅行ならぬ、1泊2日の【ミシガン小指旅行】です。
今回は1日目のスリーピングベア・デューンズの体験を記事にしましたので、訪問予定の方の参考になれば幸いです♪
↓ミシガン親指旅行の記事はこちら↓
↓1泊2日のミシガン小指旅行の記事はこちら↓
スリーピングベア・デューンズと1泊2日の旅程
スリーピングベア・デューンズとは?
Instagramのリール動画などで一度見たら忘れない、この世のものとは思えない傾斜の白い砂丘。スリーピングベア・デューンズです。
スリーピングベア・デューンズ国立湖畔公園は、ミシガン州北西部・ミシガン湖沿いに広がる国立公園で、1970年に国立公園に指定されました。
最大の特徴は、ミシガン湖から最大450フィート(約137m)もそびえ立つ白い砂丘です。
氷河が作り出した地形が、世界的にも珍しい形でほぼ手つかずのまま残されており、その地質学的価値の高さも国立公園指定の理由のひとつになっています。
広大な砂浜や森、内陸湖、灯台なども点在し、自然と歴史の両方を楽しめるのもこのエリアの魅力です。
ちなみにハイシーズンは7~8月です。
1泊2日の旅程
今回の「ミシガン小指旅行」の旅程はこんな感じでした。
1日目 土曜日
エンパイア&スリーピングベア・デューンズ観光→トラバースシティ泊
2日目 日曜日
AM リーランド観光、PMトラバースシティ観光→帰路
本当はトラバースシティのすぐ北側、オールドミッション半島のワイナリー巡りもしたかったのですが、さすがに1泊2日では時間が足りませんでした。
移動ルート、移動時間の目安
移動ルート
- デトロイト→I-75 north(サギノー・ベイシティ経由)→ハリソン/エヴァート付近で西へ→マニスティー・フランクフォート経由→M-22でPhilip A. Hart Visitor Centerへ
- 269マイル
- 所要4時間15分
トラバースシティ経由でも行くことはできますが、週末は市内が混雑するので避けて通ると渋滞にはまることなく快適にドライブができます。
また、名前が違うのでややこしいですが、Philip A. Hart Visitor Centerがスリーピングベア・デューンズ国立湖畔公園のビジターセンターです。
スリーピングベアまでは車で約10分ほどの距離なので、まずはこちらに目的地を設定することをオススメします!
移動時間
デトロイトから北西へ約269マイル(約433km)、所要時間は約4.5時間ほど。
休憩も入れると思うので、実際には5時間以上を見込んだほうが良いかと思います。
私たちは、朝の8:30に出て、昼の13:30頃に到着しました。
高速の途中、フランケンムースという観光地も通ります。
フランケンムースはドイツ系移民が開拓した街で、「ミシガンのリトル・バイエルン」として知られ、ドイツ風の建築や街並みが特徴の街です。
スリーピングベア&トラバースシティ帰りに立ち寄る、という旅程を組み込むこともできそうだな〜と思いました。
【伝説】なんで「スリーピングベア」なの???
これは、ネイティブアメリカンのアニシナアベ族の伝説に基づくものです。
以下、AIによる伝説の要約です。
昔、湖の対岸で深刻な飢饉が起こり、母熊と2頭の子熊が食べ物を探して湖岸を何日も歩いたが見つからず、母熊は湖を泳いで渡ることを決意した。子熊を両脇に連れて泳ぎ始めたが、対岸が見えてきた頃、子熊たちは疲れ果て、1頭ずつ水に沈んでしまった。母熊は子熊を助けられず、悲しみに沈みながら岸に上がり、子熊が消えた水面を見つめるように横たわった。それを見た偉大なる精霊マニトウ(Manitou)は、母熊の悲しみと苦難を称え、子熊が消えた場所に2つの島(現在のNorth ManitouとSouth Manitou島)を、そして忠実な母熊を表す1つの砂丘(Sleeping Bear Dune)を作った。
ビジターセンターにある看板にも、この伝説の内容が書かれています。
以上のような伝説から、「スリーピングベア・デューンズ」と名付けられたそうです。
ちなみに飢饉という説のほかに、森林火災という説もあります。
伝説について知りたい方は、コチラをご覧ください。

ビジターセンター前にある看板
エンパイアの街で準備
スリーピングベア・デューンズに向かう前に、エンパイアの街に立ち寄りました。
というか、とりあえずGoogleマップの目的地はここに設定しておいて損はないと思います!
Philip A. Hart Visitor Centerへ
前述しましたが、こちらがこの国立公園の案内所となります。

Philip.A.Hart Visitor Centerの看板
スリーピングベア・デューンズ・ビジターセンターにしてくれたらいいのに…
営業時間の注意
こちらの営業時間は基本、9:00-16:00です!(2026/8現在)
これ以降はパスやお土産の購入ができなくなります。
私たちのように朝が苦手で午後着になる場合、先にお土産を買っておくと良いです!
季節や年にもよると思うので、最新情報を必ず確認してください!
入場パスはここで購入(事前購入ももちろん可能)
インターネットで事前購入もできます。
最大6ヶ月前から購入可能、購入後はメールで届き、印刷して車のダッシュボードに置く形になるそうです。
私たちは直前に勢いでこの旅行を決めたので、現地購入することにしました。
私たちが購入したのは、
- 「America the Beautifulパス」$80
こちらは居住者限定のアメリカ国立公園の年間パスです。
いくつか例外はありますが、イエローストーン、ヨセミテ、グランドキャニオンなどの有名国立公園も対象となっているため、他の国立公園にも使えてお得!
大体どこに入場するのにも25~30ドルくらいはかかるので、1年で3つ行くなら買いです!
ちなみに今年(2026年)はアメリカ建国250周年なので、250のロゴ付き➕トランプさんの肖像がデカデカとプリントされていました😆

わーい!(?)
おみやげ購入
Tシャツ、パーカー、絵本などガッツリ系から、マグネット、コースター、キーホルダーなどの細かいものまで、一通り揃っていました。
私たちは以下を購入。
- スリーピングベア伝説の絵本
- 砂丘Tシャツ
どっちも可愛い❤️トータル50ドルくらいでした。
ドネーションでもらえるステッカー
入り口入ってすぐ右側の机に、ドネーションでもらえるステッカーや資料がありました!
ステッカーは普通にクオリティが高くて、寄付していただいてきました♪
現金でも、オンラインでもできるようです。
皆さんも行った時には、在庫があるかぜひ見てみてくださいね!
腹ごしらえとジェラート屋さん
お昼は持参のターキーサンドで済ませる
外食はお金がかかるので、1食分でも節約!と思い、パンにターキーハムとレタスと挟んで持ってきました。
エンパイアの街にもいくつか軽食屋さんはあるので、持ってこなくても困らないとは思います。
Grocer’s Daughter Chocolate Gelato and Sweets Shop
友人オススメのこちらのジェラートやさん!!
イートインもできます。

Gelatoののぼりに、ピスタチオカラーの外壁がかわいい!
私たちの選んだフレーバーはこちら。
- チョコミント
- ピスタチオ

奥がチョコミント、手前ピスタチオ。1番小さいサイズです
チョコミントは、本当に生のミントの香りがしてとても美味しかったです!逆にチョコミント苦手な方には本当に無理な味かも笑
ピスタチオもナッツの香ばしさがしっかり香る、濃厚なピスタチオジェラートでした。あと、着色料の色ではないピスタチオでした!笑
アメリカに来てから食べた中で、1.2を争うジェラートでした!!
ジェラート・アイスクリーム好きは必見です✨
いざ白い砂丘へ!!まずはPierce Stocking Scenic Driveを目指す
一方通行のPierce Stocking Scenic Drive
この道路は1本道で、右回りの一方通行です!

シーニックドライブの手前、右手に看板もあります!
道路の初めに、通行証(先ほど購入したPass)のチェックがあります。スタッフの方に手渡しましょう。
基本的に看板があるし、オーバールックの周りには車や人がたくさんいるので見逃すことはないと思います。
森の中を進んでいきます。

リール動画とかで見た木の屋根ミニトンネル!
デューンズ・シニックオーバールック(滞在2〜3分)
一方通行の道に従って進んでいくと、まず辿り着くのが「デューンズ・シニックオーバールック」。
こちらはデューン・クライムという少し北側にある小さめの砂丘を、上かつ背後から眺めることのできる展望台です。

ここではこれしか写真撮ってませんでした笑
右手にはグレン湖が見えます。
ここ自体はほぼ砂丘が見えないので、皆さん2.3分の滞在の方が多いように見受けられました。
駐車場事情
再び車に乗り、「スリーピングベア・デューンズ・オーバールック」を目指します。
大きなパーキングロットがありますが、シーズンの間は満車であることが多いようで、皆さん前後の道路に路駐していました。
スリーピングベア・デューンズ・オーバールック|定番の砂丘フォトスポット
到着!サンダルはいらないかも…?
15:30頃、ようやく辿り着きました〜〜!!
曇り予報だったのに、しっかり晴れて嬉しい☀️
車を停めて、サンダルに履き替え、水のペットボトルを持っていざ砂丘へ!!
・・・と、思ったけど、みんなサンダルを置き去りにしている?!笑

ずらっと並ぶサンダル、盗られたらまあしょうがない
結局我々も、サンダルは砂丘手前の道に置いていきました。笑
日本ではないので、置いてくることに抵抗はありましたが、結果的に盗まれることなく回収できました!でも、自己責任で!
砂丘の上に立つと広がる美しい景色
砂丘にたどり着くと、眼下にこの世のものとは思えない素晴らしい景色が広がります!
初めて見た時に感じた湖の雄大さ、そして白い砂浜のありえない傾斜への驚きといったら。

スリーピングベア・デューンズ砂丘
「やば〜!!」「なにこれ〜〜!!」「こわ〜〜!!」
と、語彙力を失う私たち笑
なんだか不思議な光景です。
ノリと勢いで砂丘を降りる!!(※覚悟必須)
急すぎる斜面が面白くなってきて、ずんずんと下に降りていきます。

写真だと伝わらない傾斜…!
一歩踏みだすたびに、足が砂に埋まります。そして上にいる人たちが小さくなっていきます。
「せっかく来たんだから、下まで降りたくない?!✨」
と、体力のないインドアゲーマーのくせに調子に乗ってどんどん下まで降りていく…😱
これがどれほどの後悔となるか、この時の私たちは知るよしもない…笑

四つん這いで登ってるよ…😱
浜辺へ到着!湖の水はとても綺麗で、冷たかった
10分ほど下り、ついに浜辺へ到着しました!

これまで訪れた五大湖ビーチの中で、1番キレイな水でした!!
以前ヒューロン湖に行った際の湖は、そこまで綺麗ではなかったけど、ここはとっっってもキレイ!!
下っただけなのに、足はちょっとプルプルしてます。笑
気合いで砂丘をよじ登る!!!
まずは、下から見上げたスリーピングベア・デューンズの写真をどうぞ。

ひ、ひとがごみのようだ…?(困惑)
約134m、体感傾斜は45°とも言われており、もはや壁です。これは壁登りです。
みんな、四つん這いで登っていきます。
10m登っては座って休みを繰り返して、ちまちま登っていきます…
砂に足を取られて、想像以上につらいクライミング…
てかクライミングなんて人生で一度もやったことないのに、なんで砂の壁登ってんの…?笑
晴れは嬉しいけれど、休憩中もガンガンに日が照ってくるので、途中少し熱中症気味の症状が出そうになりました。(気持ち悪くなった)
もし下りるときは、必ず必ず!水分持参で!2人で500ml3本でギリギリ足りたかな、という感じです。

砂浜、海、空の組み合わせでこの角度になる…?地球の神秘を感じます…
結局、登り切るのにかかった時間は40分!!!
途中諦めたくても諦められなくて(そりゃそう)本当につらかった…
でも、間違いなく一生の思い出になりました!!
後悔はしてません!!!
レスキューは,000、生半可な気持ちで降りないこと!
周りのアニキたちの会話から、
- 「Worst thing ever…」(これまでで最悪の選択だ…)
- 「I want to call a rescue…」(レスキュー呼びたいよ…)
と、自分たちの選択を嘆く声がめっちゃ聞こえてきておもしろかった😂

お気に入りの写真!4人のメンズたちの背中から伝わる絶望感w
大の大人、男性ですらキツイスリーピングベア・デューンズの砂丘のぼり。
「レスキューは$3,000」と明記された看板が砂丘の入り口に立っています。
- 体力に自信のない方
- 怪我をしている方
- 熱中症になりやすい方
とにかく気をつけてください。本当に砂丘を登るしか帰ってくる道がありません!!
多分もう10年登るのが遅かったら、体力のない我々は帰ってこれなくなってた気がする…笑
服装・持ち物など、訪問の注意点
砂だらけになっても良い服・着替え必須
砂丘の上で景色を眺めるだけならそこまで汚れませんが、浜辺まで下りるなら対策必須です!
- 砂だらけになっても良い服
- 着替えは上下必須
- 日焼け止めしっかり塗る
- 腕時計、アクセサリー類は外す(結婚指輪など!)
- 戻ってから手足を拭いたり、バッグを拭いたりするウェットティッシュ持参
- リュックで登っている人も多かった(水分入れるため?)
なんならその日の夜に貼る、湿布的なものも持参しても良いくらいです…
知らないうちにポケットに砂が入ってパンパンになっていたので、スマホをお尻のポケットに入れている方は注意ですよ!
帰ったらシャワーを浴びないときつい
四つん這いになりながら登るので、手も砂だらけ。
汗をかいて拭ったり、髪をよけたりするのでどうしても手足以外にも砂がつきます。
そのため、夜に別に予定がある方は、一度ホテルでシャワーを浴びてから出かけることをオススメします。
綺麗なトイレが少ない!
トイレはできるだけ、Philip A. Hart Visitor Centerで済ませてくるのを強くオススメします!!
国立公園内にもトイレはありますが、スリーピングベア・デューンズオーバールックの駐車場にあるトイレはお世辞にも綺麗とは言えませんでした。
くさいし、ハエも飛んでた…😢
友人によると、より北のDune Climbのトイレは比較的良かったそうですよ!
情報提供ありがとうすぎる〜〜✨
思わぬ旅のハプニング?|大学生プチヒッチハイカーとの遭遇
男子大学生(多分)に同乗を打診される!
足がガクガクになりながら、「さて帰ろう…」と帰る準備をしていたその時!
東南アジア系?アフリカ系?な男子2人に声をかけられました。
突然のことに、思わず聞き返し、慌てて旦那を呼びに行きます。
えっっっ。どうしよう。外国で知らない人を車に乗せるのコワイ、、、、、でも悪い子達じゃなさそう。。。。
えっっっ。あんたたちどんだけタフなん。。。大学生ってすごい。
私たちは1個砂丘登るだけで3日分の体力使ったんですが。笑
思わず素で「Really?!」が出ました笑
AIによると、
デューンズトレイルは平坦な道ではなく、サラサラした深い砂の丘をいくつも登り降りするため、体感的には普通の登山の10km以上に匹敵する容赦ないハードさです。大学生の体力でも、往復するのに2〜4時間はかかります。
とのこと。
そりゃお願いしたくもなるわ。私たちが優しそうな顔してたから声かけたんやな。そういうことじゃな。
少し怖かったけど、乗せてあげることに
「オーケー!カモン!レッツゴー!」
外国で知らない人を車に乗せるなんて、正直やらない方が良いし、どうしようかと思いましたが…
彼らの目が悪い人の目じゃないし、登って疲れ果てたばかりの私たちが彼らの疲労を想像したら、乗せてあげる以外の選択肢がなかった…!
車内では、ちょこっと「後ろから殴られませんように…」と祈りながら、できないなりに会話を頑張って振りました。
- 「どこまで行きたいの?」
- 「旅行中?どのくらい滞在するの?」
- 「どこからきたの?」
など初歩的質問を投げまくります。えらい!私!✨
10分ほどで、デューンクライムの駐車場に到着。
「あの赤い車だよ!本当にありがとう!」
と、元気よく笑顔でお礼。良かった良かった!
お礼にくれたPopsたち♪
私たちがホテルへのナビ設定や荷物の整理をしていると、他の仲間が合流したようでした。
あとの2人も、車をプチヒッチハイクして降りてきたみたい。笑
たくましいね!
すると、私たちが車に乗ろうとするのを見て、
と、クーラーボックスの中でひえひえになったPops(コーラとか、炭酸ジュースのこと)を指差しました。
「え?いいの?じゃあ、コーラとマウンテンデューいただくね。ありがとう!」
そう言うと、
私たちもハブアグッデイ!と返し、彼らとはそこで別れました。
キンキンに冷えた缶コーラを首筋に当てると、きもちいい〜〜〜。

旅ってやっぱりいいな、と思う瞬間だね
「良いことすると、たまには良いことが返ってくるもんなんだね〜!」と余韻に浸りつつ、ホテルに向かう私たち。
なんだかちょっとだけハッピーになった、そんな旅の一幕でした。
まとめ 大自然を一身に受け止めよう!
下まで降りたことを冗談半分でプチ後悔と書きましたが…
実際には下まで下りなければ絶対に見られなかった、この世で唯一の景色が見れたし、間違いなく一生の思い出になったので、全く後悔はしてません!!
下まで下りることのできる方は、ぜひ頑張って下りてみてほしいと思います!
私とあのつらさを語り合いましょう!!笑
無理そうな方は絶対下りちゃダメですよ!

湖なのに、完全なる水平線。
スリーピングベア・デューンズは、7~8月の夏本番がハイシーズンです。
観光客も多く、気温も上がり、素晴らしい景色と海、そして砂丘を楽しむことができます。
また6月、9月はショルダーシーズン。混雑を避けたい方はこのあたりもオススメ。
10月上旬〜中旬は紅葉も美しいそうです。別の時期にも行ってみたいなあ♪
トラバースシティと合わせた記事も書いたらあげますね〜!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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