【バンプ必聴曲Small world】歌詞の素晴らしさと奥深さを伝えたい。 - ふるふるダイアリー 本日のアラカルト

【バンプ必聴曲Small world】歌詞の素晴らしさと奥深さを伝えたい。

BUMP OF CHICKENのこと

こんにちは!運営人のふるふるです。

本日取り上げるバンプ名曲は、【Small world】。

2024/9/4発売のNewアルバム『Iris』に収録されています。

BUMP OF CHICKENファン歴15年以上!

バンプがとにかく大好きな運営人が、

勝手気ままに曲の歌詞やアレンジの素晴らしさを語る記事です。

 

この記事では
  • Small worldの素敵な歌詞をピックアップ!
  • Small worldと似たエッセンスを持つ他の曲も紹介!

あくまでもいちファンの戯言でございます。こんな考えもあるんだ♪くらいの気持ちでご覧くださいませ!

それでは、どうぞ〜!

 





 

Small world 概要

まずは公式の動画をドウゾ!

  • 2021年11月1日、配信リリース
  • 同年12月22日、シングルCD『なないろ』に収録
  • 『映画すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』主題歌
  • ミュージックビデオの担当は映像作家・小島央大氏

ボーカル・ギター藤原基央の生まれ故郷である千葉県佐倉市で撮影されたミュージックビデオは、

そこで出会う様々な人びとの生きる様子や変遷を表現したもの。

 




初期から現在まで変わらない、藤原基央のことばたち

藤原基央の作詞能力の高さは、広い音楽業界の中でもトップクラスです。

「最近のバンプは優しいだけ」みたいな意見も時々聴きますが、

初期の頃から、現在に至るまで、

藤原基央のつむぐ唄の根本にあるものは、全く変わっていないと運営人は思います。

根本には、常に「ガラスのブルース」があるんです。

バンプファンにとっては大切な大切な曲。

バンプに馴染みがない方も、ぜひ聴いてみてほしい名曲です。

これを16歳で書き上げたってんだから、、

天才と言いたくなってしまいますね。

 




「ああ、自分はこう言いたかったんだ」を言語化してくれた曲

Small worldは、

  • 「ああ、自分のこの気持ちはこういうことだったんだ」
  • 「自分はこう言いたかったんだ」

そんな風に感じることの全てを、藤原基央が言語化してくれた曲です。

 

少し影のある、当たり前に悩む普通の人間。

普通の人間が、大きな社会で、世界で、生きていくつらさ、感じる虚無。

言葉にできないこと、言葉にできなかったこと。

私たちが生きてきた中で、一度は感じたことのある感情に、

寄り添い、歌詞として表現してくれました。

 

歌詞全文はこちらからどうぞ。

 

いろいろと下手くそなぼく、ただ喋れなくなったぼく

歌詞引用は、BUMP OF CHICKENのYouTube公式チャンネルより抜粋しています。

いろいろと下手くそな僕は

この道しか歩いてこられなかった

出来るだけ転ばないように

そして君に出会えた

(1番Aメロ)

 

すぐに言葉間違えそうで

傷付けたり怒らせたりしそうで

気をつけるようにしていたら

ただ喋れなくなっていた

(2番Aメロ)

 

どちらも、1番2番の歌い出しです。

つかみがもう良すぎませんか?!

  • 「もっと上手に生きられたらなぁ。」
  • 「歳を取ったら、なんか人に注意とかできなくなって、丸くなっちゃったなぁ。」

そんな風に思ったことは、運営人は一度や二度ではないです。

そして運営人だけではなく、世の中ほとんどの人が感じたことがあるのではないでしょうか。

そんな人間の心を、1番のAメロからグッと鷲掴みにします。

 




「君」の意味するところ

バンプの歌詞にはよく、「君」が登場します。

これは、バンプファンの間でもきっと解釈が分かれると思いますが、

基本的には、聴き手の感じ方によって、どのようにも捉えることができます。

今回の場合だと、

  • 藤くんにとってのリスナー
  • リスナーにとっての大切な人
  • リスナーの中でのもう1人の自分

など、パッと思いつくだけでも様々な解釈ができます。

私の場合は「自分の中で自問自答する」ような意味合いで捉えていることが多いです。

 

僕らにはひとつも関係ないもの

1番サビはこちらです。

散らばった願いの欠片で照らされた夜も

どこかへ向かうパレードも 誰かの歌う声も

僕らにはひとつも 関係ないもの

  • 散らばった願いの欠片で照らされた夜
  • どこかへ向かうパレード
  • 誰かの歌う声

これらは「きらびやか」「前向き」「明るさ」などを連想するような表現を使っています。

対して、

「僕らにはひとつも 関係ないもの」

と歌詞が続きます。

「下手くそなぼく」「喋れなくなったぼく」と、

「パレード」や「歌う声」の対比。

そして、近くに感じることができるはずのそれら(=パレードなど)を

「関係ないもの」と割り切る。

切なさや寂しさを感じさせる歌詞だなぁと思います。

しかし、

一緒に笑ったら その時だけは全部

僕らのもの

このように続きます。

「君」が何を示すのかは聴き手に委ねていますが、

「関係ない」と割り切っている世界でも、「自分の世界」は自分の中にある

そんな意味合いを感じ取ることができます。

 




変われない自分を救ってくれる歌詞

Small worldの中でも、特に藤原基央感(?)ある歌詞は、

個人的にはこの部分だと思っています。

 

叶わないままの夢はどんな光より綺麗で

変われないのに変わりたいままだから苦しくて

流れ星ひとつも 気付けなくても

君を見つけて 見つけてもらった僕は 僕でよかった

 

普通よくあるのは逆じゃない??

「変わりたいのに変われないままだから苦しい」

じゃない?

こういう歌詞多分普通にあると思うんですけど。

生きてて、変われない自分を責めたりすることってあると思うけど、、、

 

「変われないのに変わりたいままだから苦しい」

ただ言葉を逆にするだけで、

「変わる」という言葉に対する重み、スピード感、使命感、

ずっと歩き続けている感、とでも表現すれば良いんだろうか…

そんな意味合いを強く与えつつ、

「変われない自分に対する罪悪感」みたいなものを払拭してくれています。

 

いやー、すごすぎるなー。すげー。(語彙力)

 




BUMPの名曲に通ずるフレーズの数々

Small worldの歌詞は、

BUMP OF CHICKENの他の名曲が持つエッセンスを散りばめたような、

そんな雰囲気もあります。

長々と考察することは避けますが、

気になる方はぜひ公式YouTubeの動画から曲を聴いてみてくださいね♪

 




自分以外の世界と、葛藤を抱えた自分の中の世界とのギャップ

『Merry Christmas』

Small worldサビ、

自分以外の世界のきらびやかさと、悩みを葛藤を抱えた自分自身の世界とのギャップ。

2013年リリースの『Merry Christmas』の持つ雰囲気と、似たものを感じました。

 

 

嬉しそうな並木道を どこへ向かうの
すれ違う人は皆 知らない顔で

街はまるでおもちゃ箱 手品みたいに
騙すように隠すように キラキラ光る

バスの向こう側で 祈りの歌声

今夜こそ優しくなれないかな 全て受け止めて笑えないかな

(BUMP OF CHICKEN公式YouTubeより)

歌詞だけだとなかなか伝わりづらいのが悲しい、、

12月のクリスマスの時期の雰囲気を纏った曲調とともに、聴いてみることをオススメします。

 




過去は分からずとも、今はそばにいることができる

Small worldの2番Aメロはこんな歌詞です。

 

君だけの思い出の中の

君の側にはどうやったって行けないのに

涙はそこからやってくる

せめて今 側にいる

 

これも大好きな歌詞!

 

自分にとって、どんなに大切な人でも、その人の過去は知り得ない。

「今」泣いている大切な人の「泣いている理由」を、理解することは決してできない。

それは、自分が知らないその人の「過去(=思い出)」からくるものだから。

それでも、「泣いている理由」を知りたいと思う。少しでも理解したいと願う。

 

そんな胸が苦しくなるような切なさを、たった4行の歌詞で言い表す藤原基央

本当にとんでもない人間だ…

 

過去は分からずとも、今はそばにいることができる。

そんな意味合いを含んだフレーズは、多くの曲で登場します。

 

『真っ赤な空を見ただろうか』

2008年リリースの、『真っ赤な空を見ただろうか』。

曲の構成もメロディーラインも、非常に歌いやすくシンプルな曲です。

これは初めて聴いた時、自分の世界が変わったような衝撃を受けた曲でもあります。

 

 

溜め息の訳を聞いてみても 自分のじゃないから解らない

だからせめて知りたがる 解らないくせに聞きたがる

あいつの痛みはあいつのもの 分けて貰う手段が解らない

だけど 力になりたがるこいつの痛みも こいつのもの

曲の全編にわたり、このようなテーマの曲です。

聴きやすいのでオススメですよ。

 

『R.I.P.』

2009年リリースの『R.I.P.』。

使われている単語などは、相変わらず分かりやすいのですが、

あまりにもメッセージ性が強く、難解な曲だなぁと個人的には思っています。

 

 

(1番サビ)

そこに君が居なかった事 分かち合えない遠い日の事

こんな当然を思うだけで すぐに景色が滲むよ

(2番サビ)

そこに僕が居なかった事 今は側に居られる事

こんな当然を思うだけで 世界中が輝くよ

 

こちらもめちゃくちゃいい曲です。

アルバム『COSMONAUT』にも収録されています。

 




あくまでもSmall world

曲のタイトルは『Small world』。

まだまだ取り上げられなかった部分もありますが、

歌っている内容は、全然スモールワールドじゃない。笑

 

それでも私たちだけの小さな世界は、確かに存在するわけです。

それを見落とすことなく、放っておかないこと。

関係ない世界に飲み込まれないためには、大切なことなのかなぁなんて思ったり。

 

5年ぶりの新作アルバムに収録されています。

ぜひ聴いてみてくださいね。

画像はAmazonMusicより。

アルバムのご購入はコチラからどうぞ。

 

どうしてわかるの 同じだったから

まんまるの月が 君の目に映る 夜が騒ぐ

ポップコーン転がっている クライマックスのパレード

関係ない世界が 僕らを飲み込む ルララ ルララ

(ラスト公式YouTubeより引用)

 

これからもBUMP OF CHICKENの素晴らしさを広めるべく、

記事を書いていこうと思っています!

さらにBUMPを知りたい!共感したい!という方はぜひコチラの記事もご覧ください♪

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