【仕事に疲れた時に聞きたいBUMP OF CHICKEN】人生疲れた、仕事に疲れた、気力を取り戻すためのバンプ3選

歴史とアートのこと

こんにちは!運営人のふるふるです。

私の精神世界は半分BUMP OF CHICKENで作られている。

そう言っても過言ではないほど(引)、運営人はBUMP OF CHICKENに惚れ込んでいます。

思春期真っ只中の頃に出会い、BUMP歴約15年。

日本のアーティストではBUMP OF CHICKENしか聴かないくらい。

つらい時も楽しい時も、いつでも私のそばにはBUMP OF CHICKENの楽曲たちがいました。

そんないわゆる軽い?「バンプオタク」の私が、

  • 「仕事がつらいけど頑張らなきゃ」
  • 「人生がつらいけどもう一歩踏み出さなきゃ」

そんな時に聞いてきたバンプの曲たちをご紹介します。

つらい時、前を向けるような曲はない?
現在進行形で、つらいんだけど、心の処方箋がほしい。
そんな方はぜひこの記事をご覧ください!
それでは、どうぞ〜!

BUMP OF CHICKENとはどんなバンド?

4人グループ。千葉県柏市出身。

幼稚園からの幼馴染で構成される仲良しバンド。

寡作バンドですが、ボツ曲はこれまでほぼないといいます。

また、いわゆるラブソングがほとんどないのが特徴的。

Mr.Childrenの桜井さんから、「藤原基央の楽曲は太宰治レベルの芸術」と評価されるほど、作詞作曲に長けており、非常に詩的です。

有名曲には「天体観測」「ray」「カルマ」「なないろ」など。

バンド結成から20年がたった今でも、映画やアニメなどと積極的にタイアップし、若い世代まで取り込み成長を続けています。

 

仕事や人生に疲れて、力がほしい時に聞くバンプ曲

今日は、仕事や人生に嫌気がさしたり、疲れた時に聴きたい曲や、

強制的に前を向きたい時に聴く曲などを3曲紹介します。

  1. 「fire sign」
  2. 「ギルド」
  3. 「Stage of the ground」

歌詞も引用しながらの紹介なので、ぜひ聴きながら読んでみてください!!

 

自分の声を聴いてあげたくなる「fire sign」

『ユグドラシル』収録、「fire sign」。2004年発売。

この曲は、『ユグドラシル』収録のアルバム曲。

歌詞はこちらのリンクからどうぞ!

BUMP OF CHICKENのライブではアンコール曲に使われることが多く、アルバムオンリーの曲の中では異質な存在です。ファンにとっても特別感があります。

ギターから始まるイントロは明るい印象ですが、

歌詞をしっかり聞いてみると明るいだけではありません。

 

誰かの為に生きるという 思いを込めた旗を抱き

拾ってきた笑顔の中に 自分の笑顔だけ見当たらない

いつか聞こえた泣き声を ずっと探してきたんだね

少し時間が掛かっただけ 自分の声だと気付くまでに

(1番Aメロ fire sign歌詞より引用)

1番、しょっぱなからこの重たさです。これがあと4分続きます。笑

迷いや悩みを抱えて生きる苦悩。

ひとりぼっちのような気がしても、生き続けなければならないしんどさ。

夢や希望をどこかで抱きながら、現実との狭間でせめぎ合う葛藤。

そんな複雑な人生の様相が、5:13にぎゅっと詰め込まれた曲です。

 

たくさんつらいことがある中でこれを聞きます。

fire signには、

自分の場所は自分の中にあるのだと、

どんなことがあっても自分は自分で、

自分自身の声は自分自身が、素直に聞いてあげなければいけないんだと、

迷いそうになった道を正してくれるような、そんな力があります。

微かでも 見えなくても

命の火が揺れてる

風を知って 雨と出会って

僕を信じて燃えてる

(サビ fire sign歌詞より引用)

 

顔面をぶん殴りながらも、ハグしてくれる曲「ギルド」

『ユグドラシル』収録の「ギルド」。2004年発売。

もうこれは、歌詞が全部良すぎて、抜き出すことが難しいくらいの良曲です。

聴いてる人間の顔面をぶん殴りながら、ハグしにきてくれるような曲です。

いわゆる「バンプ神曲ランキング」なるものが存在するのなら、おそらくトップ10にランクインするでしょう。

生きるのがつらい、全社会人に聞いてほしい。

歌詞はこちらからどうぞ。

 

人間という仕事を与えられて どれくらいだ

相応しいだけの給料 貰った気は少しもしない

いつの間にかの思い違い 「仕事ではない」解っていた

それもどうやら手遅れ 仕事でしかなくなっていた

(1番Aメロ ギルド歌詞より引用)

1番の出だしがこれです。

重たい。重たすぎる現実を頭から突きつけてきます。

人間に生まれたことを楽しむことができない。

生きていくことが、ただこなすだけの「仕事」と成り果てた人間の話。

 

奪われたのは何だ 奪い取ったのは何だ

繰り返して少しずつ 忘れたんだろうか

汚れちゃったのはどっちだ 世界か自分の方か

いずれにせよその瞳は 開けるべきなんだよ

それが全て 気が狂う程 まともな日常

(1番サビ ギルド歌詞より引用)

1番Bメロは泣く泣く割愛し、こちらが1番サビ。

 

「社会」という競争の中の世界で

奪ったり奪われたり、勝ったり負けたり。

何が良くて何が悪いのか、自分は何を目指していたのか

生きているうちに、すっかり分からなくなってしまう。

そんな自分から目を背けたくて、気づいていないフリをする。

「自分が見たくないそれは、まともな日常なんだ」

と、聴いている私自身に容赦無く現実を突きつけてくる歌詞です。

 

そんな「生きていくつらさ」「現実の厳しさ」を感じる人間に、

2番、3番でつらなる言葉たちが、つらい中でも生きていく力を分けてくれる。

「ギルド」はそんな曲です。

愛されたくて吠えて 愛されることに怯えて

逃げ込んだ檻 その隙間から引きずり出してやる

汚れたって受け止めろ 世界は自分のもんだ

構わないからその姿で 生きるべきなんだよ

それも全て気が狂うほど まともな日常

(大サビ歌詞 ギルドの歌詞から引用)

つらい現実 甘くない現実

我々にとっては気が狂いそうな日常。

1番サビで「汚れちゃったのはどっちだ 世界か自分の方か」と

分からなくなり逃げ出そうとした自分自身に

「どんなになっても良いから生きろ」

「汚れたのがどっちだろうと関係ない、世界はお前のものなんだから」

「お前の世界で生きるべきだ、絶対逃げ出させやしないぞ」

と、力尽きそうな自身の手を引っ張ってくれるような、そんな曲です。

ぜひYouTubeで聴いてみてください。

本当に、聴いてる人間の顔面をぶん殴りながら、ハグしにきてくれるような曲ですから。

 

対比の美とストレートな表現 「Stage of the ground」

『jupiter』収録の、「Stage of the ground」。2002年。

君が立つ 地面はホラ

360度 全て道なんだ

Stage of the ground

(1番サビ Stage of the ground歌詞より引用)

 

歌詞はこちらのリンクからどうぞ。

この曲は、中学生の時に聞いて衝撃を受けた曲でした。

冒頭引用したサビは、15歳の自分には目から鱗な歌詞。

  • 「道って、すでにあるところを行くものじゃないんだ」
  • 「自分が真ん中にいたら、どっちにどう進んでもいいんだ」

新しい世界が開けたような、そんな感覚だったことを覚えています。

 

楽曲の中の対比によって表現される、力強さと切なさ

BUMP OF CHICKENは歌詞の中に「対比」を用いるのが特徴のバンドですが、そのエッセンスがふんだんに盛り込まれている曲です。

飛ぼうとしたって 羽なんかないって

知ってしまった夏の日

古い夢を一つ 犠牲にして

大地に立っているって気付いた日

(1番Aメロ Stage of the ground歌詞より引用)

少年少女のころの、切ない気づき。みんないつか気付く、飛べやしないという事実。

「飛べないからこそ、この足で地面に立っている」ということ。

「空を飛びたい」という儚い夢を犠牲にしたぶん、

「大地に立っている」という気づきを得た、

BUMPによくある対比の表現が見られます。

 

未来永劫に 届きはしない

あの月も あの星も

届かない場所にあるから

自分の位置がよく分かる

(1番Aメロ Stage of the ground歌詞より引用)

続きの歌詞も、対比によって組み立てられています。

自分が憧れるものたち。それはたいてい届かない場所にある。

それは届かないものと分かってはじめて、

憧れとの距離を自覚し、自分の立ち位置を理解して、生きていく。

この部分で、意識せずともそんな生き方をこなしている、自分たちを自覚させられます。

那由多に広がる宇宙 その中心は小さな君

散りばめられた月や星などのワードを集約した「大きな宇宙」と、

悩み考え、生き抜く「小さな自分」

 

そして大サビ前のBメロで、1番Aメロで散った「夢」を回収していきます。

君をかばって 散った夢は

夜空の応援席で見てる

強さを求められる君が弱くても

唄ってくれるよ ルララ

(大サビ前Bメロ Stage of the ground歌詞より引用)

虚しく散ったと思っていた「夢」たち

大人になるまでに散っていった「夢」たち

それらは「経験」となり、「想い」となり、

自分自身の中に在る。

解釈は人それぞれですが、

私自身はそのように解釈しながらこの曲を聴いていることが多いです。

 

胸を張れ 大丈夫だ と言ってくれるサビ

大サビは、迷いなく「大丈夫だよ」と言ってくれる歌詞なので、

「まだ頑張れる気がする!もう少しだけ頑張ろう!」

と感じて、自分を奮い立たせていました。

迷った日も 間違った日も

ライトは君を照らしていたんだ

君が立つ 地面はホラ

365日いつだって Stage of the ground

堂々と生きたらいいんだ、とこの曲を聴くと思います。

 

自分の声を聴いてあげたくなる「fire sign」

fire sign

この曲は、『ユグドラシル』収録のアルバム曲。

歌詞はこちらのリンクからどうぞ!

BUMP OF CHICKENのライブではアンコール曲に使われることが多く、アルバムオンリーの曲の中では異質な存在です。ファンにとっても特別感があります。

ギターから始まるイントロは明るい印象ですが、

歌詞をしっかり聞いてみると明るいだけではありません。

 

誰かの為に生きるという 思いを込めた旗を抱き

拾ってきた笑顔の中に 自分の笑顔だけ見当たらない

いつか聞こえた泣き声を ずっと探してきたんだね

少し時間が掛かっただけ 自分の声だと気付くまでに

 

1番、しょっぱなからこの重たさです。これがあと4分続きます。笑

迷いや悩みを抱えて生きる苦悩。

ひとりぼっちのような気がしても、生き続けなければならないしんどさ。

夢や希望をどこかで抱きながら、現実との狭間でせめぎ合う葛藤。

そんな複雑な人生の様相が、5:13にぎゅっと詰め込まれた曲です。

 

たくさんつらいことがある中でこれを聞きます。

fire signには、

自分の場所は自分の中にあるのだと、

どんなことがあっても自分は自分で、

自分自身の声は自分自身が、素直に聞いてあげなければいけないんだと、

迷いそうになった道を正してくれるような、そんな力があります。

微かでも 見えなくても

命の火が揺れてる

風を知って 雨と出会って

僕を信じて燃えてる

歌詞はこちらのリンクからどうぞ!

 

最後に 強制的に前を向ける曲は、昔の曲に多い?

今回、とてつもない数の候補から3曲に絞りました。

その中には最近の曲もあったのですが、いずれまた紹介できればと思います。

「元気をもらえる曲」「前を向ける曲」「生きようと思える曲」。

BUMP OF CHICKENの楽曲には、どんな時代でもそんな曲がたくさんあります。

 

その中で共通しているのは「優しさ」であると言えるでしょう。

改めて聴いていて、昔の曲ほど比較的直球に奮い立たせてくれる曲が多く、歌詞に無駄がなく分かりやすいと感じました。

バンドや藤くんが成長した最近の曲は、同じテーマで唄っている曲でも、詩のレベルが難解で、何度も聴き込んで良さが分かる曲が多いような印象があります。

ぐっと前に無理やり引っ張ってくれるような優しさか、

包み込み安心させてくれるような優しさか。

私はその時の気分に合わせて最近の曲を聴いたり、昔の曲を聴いたりしています。

 

このほかにも名曲しかないBUMP OF CHICKEN、

ぜひ曲を聴いてみてください!!!

バンプオタクの戯言に付き合ってくださり、ありがとうございました!笑

 

 

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