【中編:フィレンツェ観光で大聖堂へ】ウフィッツィ美術館、ミケランジェロ広場、営業時間やチケット情報も!

旅のこと

こんにちは!運営人ふるふるです。

今回はフィレンツェ中編!!!

前編のドゥオモの話だけでも、結構アツくなってしまいました。

本日は母との3日間にわたるフィレンツェ旅行記の中でも、

  • ヴェッキオ橋
  • ウフィッツィ美術館
  • ミケランジェロ広場 etc…

と、項目を分けて綴って行こうと思います♪

それでは、どうぞー

街並みを眺めてたら、3時間たってた…ミケランジェロ広場

ミケランジェロ広場。

どうしても、ここは最初に持ってきたかった。

名前もたいそうな名前ですが、その名に恥じない広場。

ここからは、フィレンツェの街並みが一望できます。

アルノ川に、ヴェッキオ橋をはじめ何本も架かる橋たち。

背の高い塔が目を引く、ウフィッツィ美術館。

「ここは私の街」と言わんばかりに、フィレンツェの街にたたずむ大聖堂。

その全てをここから一望することができます。

ミケランジェロって?誰だっけ?

ミケランジェロは、きっとみなさん名前はご存知ですよね。

西洋美術史の中で、最も偉大な芸術家であり、万能人。

画家であり、建築家や彫刻家でもあった、ルネサンス時代の大御所です。

有名どころだと、

  • 《ピエタ》サン・ピエトロ大聖堂@ヴァチカン
  • 《ダヴィデ像》アカデミア美術館@フィレンツェ
  • 《システィーナ礼拝堂天井画》システィーナ礼拝堂@ヴァチカン

あたりがとーーーーーっても有名です。テストでます!!

それにしても、ルネサンス時代って、なんでこんなにスーパーマンがたくさんいるんでしょうか。

ミケランジェロに限らず、レオナルド・ダ・ヴィンチなんかもスーパーマン代表ですし…

なんでもできちゃって、ズルイ!!笑

《ピエタ》キリストの遺体を膝の上に置いて、嘆き悲しむ聖母マリア

《ダヴィデ像》本物はアカデミア美術館にいます。街の中で見かけるのはコピー

《システィーナ礼拝堂天井画》画像はウィキペディアより

 

市中の喧騒から離れて歩くこと30分、ホッと一息…

前述した通り、ミケランジェロ広場はドゥオモから離れたところにあります。

街なかは、ヴェッキオ橋や美術館など、大混雑する場所が多いです。

人混みに疲れたら、橋を渡ってミケランジェロ広場を目指しましょう。

だんだんと人気が少なくなり、静かなエリアへと移ってゆきます。

徒歩だと大体30~40分

足が疲れていなければ、散策しながら徒歩で行くのがオススメです。

ミケランジェロ広場は高台のため、坂道が大変ですので、歩きやすい靴で。

そしてたどり着くと広がるのは、フィレンツェの街。

大体午後3時くらい。まだしっかり明るい

高いビルが存在せず、ドゥオモ(右)、ウフィッツィ美術館(左)だけが目立ちます。

アルノ川。中央の大きい橋がヴェッキオ橋

五感の全てで、フィレンツェを感じる場所

気づけば、だんだんと日が暮れていく様を、3時間も眺めていました。

一緒だった母は、内心「もうそろそろ行こうよ〜」なんて思っていたかも笑

この日は薄ーい雲がかかっていたので、夕日のオレンジがそこまで色づかなかったのが残念ではありました。

ただそれでも美しい。

耳のそばを通り過ぎる風の音と、徐々に下がっていく気温。

赤茶色の街並みを染める太陽。

刻一刻と、全てが変わりゆくその様を、この体で感じたい。忘れないように。

この景色を見られただけで、生まれてきた意味があった。

こうして、私は花の都フィレンツェの虜になってしまったのです。

母との訪問から2年後。この時はよく晴れていて、夕焼けが大変綺麗でした

激混み必至!昔は隠し通路だったヴェッキオ橋

貴金属店がいっぱい!ポンテ・ヴェッキオ

ミケランジェロ広場から出て坂道をくだり、ヴェッキオ橋に戻ります。

ヴェッキオ橋は、アルノ川に架かるフィレンツェで最も有名な橋です。

イタリア語だと、ポンテ・ヴェッキオ Ponte Vecchio

有名な観光スポットだから、お土産屋さんとかいっぱいあるのかな?

そう期待していくと、ガッツリ裏切られます。笑

宝石店やアクセサリーの店がとにかくいっぱい!!

で、いくらくらいするのかな〜?一個くらい何か買えるかな?

・・・・・・

値札をめくって、そっと伏せる。笑

混んでるし高いし、早々に退散した私たちなのでした。

夕暮れ時のヴェッキオ橋を遠くから

ポンテ・ヴェッキオが隠し通路だったってほんと?

「橋っていうけど、なんか変な形してない?」

そう思ったあなたは、だいぶ鋭い!

この橋は、時の権力者の隠し通路として使われていた橋なのです。

ヴェッキオ橋の3階部分、その名も「ヴァザーリの回廊」

ヴェッキオ宮殿からピッティ宮殿まで、一度も外に出ることなく移動ができたとか。

そんなものを自分たちのために作らせちゃうなんて。トンデモお金持ちですね。

そのトンデモお金持ちの名前は、コジモ・デ・メディチ。

この3階部分が「ヴァザーリの回廊」。ヴァザーリがわずか5ヶ月で完成させたそう

おまけ的解説、飛ばしてもOK!ヴァザーリ、コジモって誰よ

私が説明しないと気が済まないので、興味ない方はスルーでOK!

 

ジョルジョ・ヴァザーリ

ミケランジェロの弟子で、コジモお抱えの画家・彫刻家。

のちに『画家・彫刻家・建築家列伝』という美術史のバイブル的本を書いており、スゴい人です。

師匠がすごけりゃ、弟子もまたスゴいわけね。

ウフィッツィ美術館も、彼の建築だそうです。すごーい。

 

コジモ・デ・メディチ

大公コジモとか、コジモ1世とか呼ばれます。

この人がいなければ、今のフィレンツェはない。

そう言っても過言ではないくらい、貢献度ナンバーワン!

お父さんが銀行創設、超お金持ちに。

その財力を持ってフィレンツェの政治的基盤を造ります。

当時のフィレンツェの税金の65%(!)をコジモが担っていたとか。

(一体何があったらそうなるんだ…)

芸術や文芸のためにパトロンとしてお金を使い、庶民にも慕われた彼は、死後「祖国の父」という称号を授けられたそうです。

とりあえず、フィレンツェとは切っても切り離せない関係にある、スゴい人なんだ!

スゴイ人なのにマイナーなので、ぜひ覚えて帰ってね♪

必ず行くべし!ウフィッツィ美術館

ウフィッツィ美術館は、世界でもトップクラスの知名度を誇る美術館です。

サンタマリアノヴェッラ駅から徒歩20分ほど。ドゥオモからは5分程度。

フィレンツェ訪問した際には、必ず訪れて欲しい場所です。

美術品が好きでも、好きじゃなくても。

圧倒的な数の「ホンモノ」に触れる経験が得られます。

ウフィッツィ美術館近くにあったダヴィデ像のコピー

超有名作品がいっぱい!所要時間は?

サンドロ・ボッティチェッリ《春(プリマヴェーラ)》、サイゼリアに飾ってあるやつです

ウフィッツィ美術館には、とにかく超有名芸術家の作品がたくさんあります。

そして、とにかく館内が広い!!

サクサク回っても2時間、普通に回って3時間。

美術品が好きな方なら半日くらい、時間を取っておいて損はありません。

 

事前予約がオススメ…営業時間やチケットの種類など解説!

結論から言うと、ウフィッツィ美術館は予約をしていくのがオススメ。

ウフィッツィ美術館の公式サイトから、簡単に予約できます。

英語表記かイタリア語表記のみですが、

英語ニガテの私でも、1人で予約できました◎

ウフィッツィ美術館の入場料や営業時間についての注意点は以下↓

(2024/1/6時点情報)

  • 時期によって入場料が異なる
  • 2種類のチケットがある
  • 定休日は毎週月曜日と12/25

次の項目で表を使って解説していきます!

2024/1/6現在のシーズンごとの入場料

現在、以下のように区切られているようです。

シーズンごとの、ウフィツィ美術館単体の入場料は以下の通り。

(2024/1/6現在、公式サイト参照)

ローシーズン 1/10-2/20、11/10-12/10 12ユーロ
ハイシーズン 12/21-1/9、2/21-11/9 25ユーロ

ローシーズンは半分以下のお値段。

期間が短いので、旅程が被ればラッキー♪という感じですね。

美術館内にはカフェテリア等あり、疲れた足を休めることができます

5日間で4つの施設を回れる!Passepartoutチケット

ウフィッツィ美術館に入るための一つ目の方法は、前述したシングルチケット。

そして2つ目は、Passepartoutチケットなるものが存在します。

こちらは、5日間の間、4つの施設を1回ずつ入場できるスグレモノ

  • ウフィッツィ美術館
  • ピッティ宮殿
  • ボーボリ庭園
  • 貴石博物館

以上4つの施設が対象です。

ローシーズン 1/10-2/20、11/10-12/10 18ユーロ
ハイシーズン 12/21-1/9、2/21-11/9 38ユーロ

 

ピッティ宮殿

先に紹介したコジモ・デ・メディチらの宮殿として使用された建物。

かつてのフィレンツェの栄華を感じることができます。

ボーボリ庭園

メディチ家のために作られた庭園で、歴史上最初に作られたイタリア式庭園。広くて美しい庭園。

散歩してるだけで気分ゆったり♪

貴石博物館

フィレンツェ伝統工芸のフィレンツェモザイクやその技術について学ぶことができる博物館。

 

ボーボリ庭園、ピッティ宮殿は私もかつて訪問したので、後編にて詳しくお話しします♪

5日間有効なので、1日1施設行けば、余裕で全ての施設を見られる!

しかも、ボーボリ庭園とピッティ宮殿は近さ的にセットで回れる◎

3日以上フィレンツェに滞在するなら、ぜひ購入を検討してくださいね♪

運営人ふるふるが惚れ込んでいる《アンティノウス》詳細はいつか…!美しい…!

 

美術館内部の様子 窓から光が入って綺麗

次回は後編!ボーボリ庭園とおまけ編です

本当は前後編で終わらせるつもりが、大長編になってしまいました^^;

後編は、ボーボリ庭園やサンタマリアノヴェッラ薬局、

フィレンツェ飯など、今回より軽めな感じで綴っていけたらいいな♪笑

最後はドゥオモの近くで撮った、まるでルネマグリットのような写真でお別れです。

それでは本日もありがとうございました!

一つだけ開いた窓が、ルネマグリットの作品みたい

 

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