こんにちは!運営人のふるふるです。
本日は、注目の料理ジャンル【薪火料理・薪焼き料理】とはどんなものなのか?
というお話です。
様々な飲食店で働いてきた運営人ですが、
ここ最近、初めて「薪火料理」「薪焼き料理」というジャンルに出会い、少し勉強をしました。
現在、埼玉川越や、大阪、横浜、仙台などを中心に注目されている料理ジャンルのようです。
このように、「薪火料理」とはなんぞや?
という疑問を少しでも解消できるよう、私の学んだ知識をまとめていきたいと思います♪
それでは、どうぞ〜!
薪火料理・薪焼き料理とは
薪火料理とはどんな料理のことを指すのでしょうか?
名前から、薪を使って火をおこしているのだろう…
という想像はできますね。
なんとなく、お肉や魚を豪快に焼くイメージがないでしょうか?
果たしてどのような料理ジャンルなのか見ていきたいと思います。
「薪火料理」という調理法はとても原始的
薪火の読み方はそのまま、「まきび」と読みますね。
薪焼きということもありますが、こちらは「まきやき」。
薪で起こした火で食材をダイレクトに調理する料理法です。
近年注目されている薪火料理ですが、その調理方法自体は原始の時代から存在しています。
漫画やアニメなどで、原始人が薪火を囲んでお肉を焼いている。
そんなシーンを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
難しい調理法「薪火料理」 なぜ難しいのか?
薪火は古来より存在する調理法ですが、実際に調理をするのは非常に難しいとされています。
その理由が、「幅広く変化する温度帯」によるものです。
火の状態には、直火や熾火(おきび)など様々な状態があります。
状態によって、その温度帯はなんと200℃〜1200℃と大きな差があることに驚きです。
火を自在にあやつり、火の状態を見極めて、基本的には火につきっきり。
火と食材だけというシンプルな調理法であることも踏まえると、
薪火料理というジャンルの料理人は、大変熟練した腕を持っているということが分かります。
「薪火料理」の何が良いのか?
- 薪火で料理をすると何が良いのだろうか?
- どうして美味しくなるのだろう?
と気になることと思います。
薪とは、木を切り、乾燥させた固形燃料のこと。
乾燥させていますが、実は薪の中には水分が残っています。
薪自体に残っていた水分と一緒に食材を焼くことで、中身が非常にジューシーに仕上がります。
また、直火で焼くことで力強い薪の香りをしっかりとつけることができたり、
逆に熾火(おきび。火はついているものの燃え上がっていない火のこと)で焼くことでほんのり薪の香りがするように仕上げたり…
同じ薪火料理でも、お皿によって違う表情をつけることができるところも、薪火料理の魅力の一つです。
薪火料理レストランで食事をする醍醐味とは?
薪火料理とはどんなものか大体わかったところで、
それでは薪火料理のレストランで食事をする醍醐味とは一体なんでしょうか?
ただ美味しいだけでは終わらない魅力がそこにはありました。
目の前で大きく上がる炎と、直に感じる熱さ
レストランや座る席にもよりますが、
薪火料理はカウンター越しに火の様子を見ることができるお店が多いように感じます。
お店によっては、着席したカウンターのすぐ目の前で、シェフが火をあやつり調理をしている様を眺めながら食事をすることができます。
逆にそのようなライブ感を求めた方が、より薪火料理を楽しめるのではないかと思います。
思わず見入ってしまうこと、間違いなしですよ!
コース料理の全てが薪焼きなのか?お肉なのか?
基本的には薪焼きをウリにしているお店でも、
- 薪火を通さない
- メインだけサラッと薪火で調理し、添え物にはあえて薪火を使わない
- お肉はしっかりと薪火で焼く
- 締めやデザートは薪の香りを感じさせない
など、くどくなりすぎないようにコースを仕立てているお店が多いようです。
やはり薪火で調理した食材は、しっかりと「あ、薪だ!」と分かるくらい薪の香りがします。
同じようなもので、燻製料理がありますね。
美味しいけれど、あんまりずっと燻製料理ばかりだと飽きが来てしまうような…
それと似た感覚です。
しっかりとトータルコーディネート?された薪焼きのコース料理は、最後まで飽きることなく楽しめるはず。
むしろ薪で焼いた食材たちのジューシーさに感動を覚えること間違いなしですよ。
また、薪で焼く=お肉をイメージする方は多いですが、
実際の薪火料理レストランに行くと、お肉ばかり出てくるわけではありません。
前菜、スープ、肉、魚、貝、野菜、デザートなど…
フレンチやイタリアンなどのコース料理に近いような形で、様々な料理が出てきます。
お肉をたくさん食べたい!という方は、アラカルトでさらに注文すると良いかもしれないですね♪
最後に 五感で薪火料理を楽しみましょう
- 薪火料理とはどんなものか?
- 薪で焼いた食材はどのように美味しくなるのか?
今日はそんなお話をまとめてみました。
私は初めて薪火料理をいただいた時、五感をフルに使って楽しむことのできる料理だな、と感じました。
薪の焼ける音や香り。食材から立ち登る香り。
変わりゆく炎を目で見る楽しさ。そしていただく料理の美味しいこと!
美味しい料理には美味しいお酒もぴったり合うのです。
自分の好きなドリンクと合わせて、ぜひ薪火料理を試してみてくださいね!
それでは、本日もありがとうございました!
参考サイト様、レストラン様
日経マガジン様
食べログマガジン様
川越薪火料理 in the park様
仙台 varm様
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