こんにちは!運営人のふるふるです。
先日、アメリカ・デトロイト空港にて、入国審査を経験しました!
アメリカの入国審査は近年、かなり厳しいという噂を聞きます。
英会話への苦手意識が強く、心配性なわたし。
そんな私にとって、入国審査はかなり高いハードル。
デトロイトウェインカウンティ空港での入国審査の様子を、書き留めていきたいと思います。
- 女性ひとりは厳しい?ESTAでのアメリカ入国審査inデトロイト体験談
- 質問の内容や、入国の手順、事前準備の内容が分かる
私の渡米の目的
そもそも、私の渡米の目的は、
現在アメリカ・デトロイトに駐在中の日本人の婚約者に会いに行くこと。
彼の渡米に入籍が間に合わず、配偶者として帯同することができなかったため、
ESTAを使用して渡米することにしました。
期間は2ヶ月半ほどです。ESTAで渡航できるのが最大90日間なので、結構長いほうだと思います。
一体何がそんなに不安だったのか
7月の渡米が決まった時期が、3月頃。
4ヶ月ほどの準備期間の中で、
Instagramのオススメ投稿やYouTubeなどで、アメリカの入国審査についての情報が入ってくるようになりました。
- 大前提として、英会話への苦手意識が半端ない。
- どんな質問が飛んでくるのか?そもそも手順がわからない。
- 女性一人じゃ厳しい?別室送り?強制送還?
- 時期的にトランプさんも大暴れ中・・・
数々の情報を見ていたら、なかなか不安を煽られる内容も。
女性ひとりの入国は厳しい目で見られるという噂
「結婚適齢期の、女性の一人旅は、売春を疑われて別室送り!」
そんな記事や投稿をかなり多く見かけました。
アラサーで、女性一人でアメリカ入国。
バッチリ当てはまってる・・・どうしよう・・・
どうやらハワイやニューヨーク、ロサンゼルスなどの観光地は特に厳しいそうです。
かなり質問されるため、英語が話せないときついという噂
5分〜10分近く質問攻めにされたという方もいる模様。
質問が長くなればなるほどつっこんだ質問も増えるため、
つまり、返答するリスニング力・スピーキング力が必要になっていくということ。
私は以前、勤めていた職場での経験から、外国人に苦手意識がありました。
そのため、何が聞かれるかわからない状況がとにかく怖かったです。
「彼氏」「婚約者」などのワードがNGという噂
「アメリカにそのまま定住する気なんじゃないの?」彼氏や婚約者などのワードを出すと、そんな風に疑われるらしい。特に、ESTAで長期間滞在するとなると、なおさら怪しく思われるという噂。
でも、友達の家って嘘をついて後からバレるのは、もっとヤバそうだし・・・
実際、それで別室送り・嘘付き認定で強制送還された例もあるそうで。
どうしたら良いの?!
渡米前にやったこと
心配性の私が、渡米前に少しでも抗うためにやったことはこちら。
週2で英会話に通った
英会話に通ってみることにしました。
目的は、外国人との会話への恐怖心を少しでも和らげること。
私のアメリカ行きが決まったタイミングでちょうど、昔の職場の常連のアメリカ人の方から、英会話教室を始めるという連絡を受けました。
このタイミングでの連絡は何かの縁、と思い、ほぼ週2のペースで通っていました。
入国審査で聞かれる質問を把握する
YouTubeの動画やインスタ投稿などで、どんな質問がメジャーなのかを調べました。
そして、自転車通勤中に頭の中で思い浮かべて、自分なりの答えを英語の文章にしてみたり、パッと英語にできない単語を調べたりしました。
入国審査時に証明できる書類のコピーを揃える
今回、私が揃えた書類は以下。
- ESTA認証画面のコピー(英語)
- 行き帰りの航空券のコピー(英語)
- 滞在先の住所の書類
- 彼氏の就労ビザのコピー
- 彼氏のパスポートのコピー
- 自分の職場の契約書(日本語)
- 名刺(日本語)
職場の契約書などは英語の書類がありませんでしたが、
まあないよりは良いか・・・ということで念の為準備をしました。
空港到着後、入国審査場へ向かう。結構並んでた
フライトは、デルタ航空の直行便。
約12時間のフライトを終えて、デトロイト・ウェイン・カウンティ空港に到着。
“arrival”のサインを見ながら、入国審査カウンターへ向かいます。
もはや心配性すぎて、入国審査場にたどり着けるかな・・・という心配をしていたくらいだったのですが、
デトロイトの空港は小さく、一本道で迷うことはありませんでした。
“foreigner”の列にひとり並びます。
思っていたより並んでいて、私が並んだ時点で折り返しができていました。
トータルで並んだ時間は30分ほど。
事前に準備してきたファイルを抱えて、ドキドキしながら順番を待ちます。
質問はなんと2つだけ
とりあえず、私が最終的に意識したことはたった一つ。
「とにかくニコニコ、感じよく、嘘つかずにいこう!!」
どうせ緊張したら英語も飛んで話せなくなるし、と
ここまできたらもはや開き直って怖いもの無し状態。笑
いざ、自分の番が回ってきました。
白人のお兄さんの列に進みます。
あいさつとパスポート提出
私 ”Hello!☺️”
と笑顔で挨拶すると同時に、パスポートの写真部分を出して見せました。
審査官 ”Hi, How are you?”
私 ”I’m good, thank you!”
英会話で散々やってたやつ、言えた!
スタートダッシュでつまずかなかったことに安堵。
なんでアメリカに来たの?
審査官 ”Why did you come to America?”(なんでアメリカに来たの?)
多分こう聞かれた・・・と思う。
私 ”Sightseeing, and meeting my fiance.”(観光と、婚約者に会いに来た。)
と答えました。
ほーん、いいねぇ、みたいな反応。
写真撮影、指紋登録、パスポート確認
質問のあと、カメラでの写真撮影、指紋登録。
その間に入国審査官のお兄さんは、パスポートの確認とかスタンプの準備とか。
指紋登録は親指以外の4歩指を押し付けたあと、親指を登録しました。
どこに行くの?
なんかあんまり聞き取れなかったけど、
審査官 ”Where will … go?”(どこに・・・行くの?)
みたいに聞こえたから、多分どこに行くの?って聞かれたのかなぁと思い、
私 ”I go to New York,Washington,Indiana.”(ニューヨークやワシントン、インディアナ州に行くよ。)
(あっ、willつけるの忘れた!と思いながら発声)
審査官 ”Oh, good.”
みたいに言われたので、多分質問の意図と回答は合ってたのではないかなと思います。
そのままパスポート返却
審査官 ”OK, Have a good day!”私 ”Thank you!”
パスポートを受け取りながら、笑顔でありがとうと伝え、無事に入国審査を通過しました。
無事にアメリカへ入国!
内心、
(えっ、これだけ?!)
と拍子抜け。
あまりに心配しすぎていたのがアホらしくなるほど、あっさりした入国審査でした。
彼氏からも事前に、
「デトロイトは日本人も多いし、家族が後から来るケースもたくさんあるから、入国審査の人も分かってると思うけどね〜。」
そんな風にフォローしてもらったことがありましたが、本当にそうなのかも。
NYやLOSなどの観光客が多いエリアではなく、
自動車産業で日本人労働者が多いデトロイトだったからこそ、比較的優しい入国審査だったのかな?と思いました。
とはいえ、その時々の入国審査官によるという情報もまた事実だと思いますので、
しっかり準備していくに越したことはないと思います。
大事なことは、笑顔と正直さ!
今回、英語が苦手な私が感じた、入国審査において大事なこと。
話す内容よりも何よりも、
- 笑顔で感じよく臨むこと
- 嘘はつかないこと
以上の2点は忘れずに臨みたいと思いました。
必要以上に怖がらず、緊張して怖い顔で臨むより、いつも通りの笑顔で接すれば良いです。
また、一度の質問で嘘をついて、後からバレた時に英語で収拾をつけることのほうが至難の業ですよね。
デトロイトでアメリカ入国する人がどのくらいいるか分かりませんが、
アメリカ入国審査に不安を抱いている同志の参考になれば幸いです。
コメント